【相撲用語】若者頭(わかいものがしら)について徹底解説

若者頭わかいものがしら

若者頭わかいものがしら」とは、相撲協会規定の業務を行う人の職務名です。「わかいもんがしら」ともよみます。

若者頭(わかいものがしら)の仕事内容

若者頭の仕事

・幕下以下の力士の稽古の監督や生活指導
本場所巡業で、土俵周りの設営や取組進行に関わる雑務

本場所の千秋楽や表彰式、優勝決定戦などで、若者頭がその進行を取り仕切っています。

どうして若者頭(わかいものがしら)とよばれるの?

どうして「若者頭」とよばれるの?

大相撲ではどれほど年齢を重ねても、幕下以下の力士は半人前の「若い者」として扱われます。

その「若い者」たちを指揮、指導するという意味で「若者頭」という名前になったようです。

若者頭(わかいものがしら)になるには

若者頭になるには

・十両、幕下を経験した力士(成績関係なし)
・定員は8名以内。相撲協会に新規採用。

もともと「若い者」のまま、土俵を長く務めたベテラン力士が現役を引退して若者頭になることが多かったようですが、最近では十両や幕内をつとめた力士が採用されることも多くなっています。

若者頭(わかいものがしら)の呼び方

若者頭の呼び方

若者頭は、若者頭になったからといって年寄としよりのように新たな名前はつきません。

若者頭は、「かしら」とよばれるか、現役時代のしこ名でよばれます。

まとめ

まとめ

・若者頭の仕事は、「幕下以下の力士の稽古の監督や生活指導」「本場所や巡業で、土俵周りの設営や取組進行に関わる雑務」など
・「若い者」たちを指揮、指導するという意味で「若者頭」という名前に
・若者頭になるには、十両、幕下を経験しないといけない
・若者頭は、「頭」とよばれるか、現役時代のしこ名でよばれる

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