【相撲用語】相撲協会について徹底解説

相撲協会すもうきょうかい

相撲協会すもうきょうかい」とは、相撲興行団体のことです。正式には「公益財団法人日本相撲協会」といいます。

相撲協会には、年寄力士行司若者頭わかいものがしら世話人呼出床山、および職員が所属し、それぞれの立場において細かい規則があります。

目的

相撲協会の目的は、国技である相撲道の伝統と秩序を維持・継承・発展させること。そして国民の心身の向上に貢献することです。

事業内容

本場所及び巡業の開催
・相撲道の伝統と秩序を維持するために必要な人材の育成
・相撲教習所の維持、管理運営
・青少年、学生等に対する相撲道の指導普及
・相撲記録の保存及び活用
国技館の維持、管理運営
・相撲博物館の維持、管理運営
・相撲診療所の維持、管理運営
・その他この法人の目的を達成するために必要な事業

沿革

1887年(明治20年)5月

江戸時代からの「相撲会所」が「東京大角力協会」の名称で改組

※明治21年説、22年説あり

1925年(大正14年)12月

文部省より財団法人として認可を受けて「財団法人大日本相撲協会」の名称が誕生

1926年(大正15年)7月

「東京大角力協会」と「大阪角力協会」とがそれぞれ解散して「財団法人大日本相撲協会」の結成に調印

1927年(昭和2年)1月

「東京大角力協会」と「大阪角力協会」とが正式に合併して「財団法人大日本相撲協会」が発足

1958年(昭和33年)1月

「財団法人日本相撲協会」と改称

2014年(平成26年)1月

日本政府の方針・指導により、従来の「財団法人」が見直され、種々の改革実行をみて、公益財団法人として新たに認可

所在地

〒130-0015
東京都墨田区横網1丁目3番28号国技館内

まとめ

まとめ

・相撲協会とは、相撲興行団体のこと
・相撲協会の目的は、国技である相撲道の伝統と秩序を維持・継承・発展させること
・相撲協会の目的を達成するため、本場所及び巡業の開催をするなど、9つの事業を行っている

相撲用語トップ 好角家入門トップ
Twitterでシェア
Facebookでシェア
LINEでシェア