【相撲用語】相撲字について徹底解説

相撲字すもうじ

相撲字すもうじ」とは、番付、御免札、顔触れなどに行司が専門的に書く、相撲界独特の書体の毛筆文字のことです。

相撲字は、字画の間の白い部分をできるだけ少なくし、一文字の面を黒々と塗りつぶすように書きます。これは「場内大入りで立錐りっすいの余地がない」という縁起をかついだものといわれています。

立錐りっすいの余地がないとは、人がたくさん集まって、わずかのすきまもないという意味です。

行司は見習のときから相撲字を練習して身につけます。そして相撲字は、番付を根岸家が書いていたため、「根岸流」ともいわれました。

まとめ

まとめ

・相撲字とは、行司が専門的に書く、相撲界独特の書体の毛筆文字のこと
・相撲字は、字画の間の白い部分をできるだけ少なくし、一文字の面を黒々と塗りつぶすように書く
・行司は見習のときから相撲字を練習して身につける
・相撲字は、番付を根岸家が書いていたため、「根岸流」ともいわれた

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