【相撲用語】大入袋について徹底解説

大入袋おおいりぶくろ

大入袋おおいりぶくろ」とは、本場所満員御礼になった日に、相撲協会から関係者に配られる赤い祝儀袋のことです。大入袋は、年寄、十両以上の力士行司若者頭世話人呼出床山の全員、そしてその他の関係者に配られます。

大入袋は、赤地に白抜きで「大入」と相撲字で書かれています。さらに大入袋には「年度」「場所名」「何日目」のもであるかが書かれ、天覧相撲のときには「行幸啓記念」と朱印が押されます。大入袋のサイズは縦16.2㎝、横10.5㎝。

そして、大入袋には10円が入れられています。

大入袋の起源は明らかではありません。しかし、1923年(大正11年)の春場所9日目に配られた大入袋には、1円紙幣が入っていたと当時の新聞が伝えています。(戦後間もなく10円となり、現在にいたります)

まとめ

まとめ

・大入袋とは、本場所で満員御礼になった日に、相撲協会から関係者に配られる赤い祝儀袋のこと
・大入袋は、年寄、十両以上の力士、行司、若者頭、世話人、呼出、床山の全員、そしてその他の関係者に配られる
・大入袋は、赤地に白抜きで「大入」と相撲字で書かれている
・大入袋には「年度」「場所名」「何日目」が書かれている
・天覧相撲のときには「行幸啓記念」と朱印が押される
・大入袋には10円が入れられている
・大入袋の起源は明らかになっていない

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