【相撲用語】蒙御免(ごめんこうむる)の意味を徹底解説

蒙御免ごめんこうむる

蒙御免ごめんこうむる」とは、「許可を得て興行をしています」という意味です。江戸時代の勧進相撲で、「御免」は寺社奉行の興行許可を得たことを表しています。

昔、江戸時代の初め頃の相撲は、町の道端や河原で行われ、集まった人からご祝儀をもらうというスタイルでした。もちろんVTR判定などがない時代です。勝敗をめぐって喧嘩になることが多かったので、幕府は何度も相撲を禁止するお触れを出しました。

そんななか幕府から許可を得て、寺社や神社などの建立、修繕などのため、寄付を募る名目で勧進相撲が行われました。

この名残が今の番付に「蒙御免」と言葉として残っているのです。番付以外にも、本場所を告知する「御免札ごめんふだ」などにも「蒙御免」と書かれています。

まとめ

まとめ

・「蒙御免」の読み方は、「ごめんこうむる」と読む
・蒙御免とは、「許可を得て興行をしています」という意味
・「蒙御免」という言葉は、番付以外にも、御免札などにも書かれている

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